Contents
【ブツブツの胸ニキビ】繰り返し治らない大人・男ニキビの原因と治し方 / 自分で出来る対策 / 治療方法 / 場所別
今回は意外と悩まれている方が多い”胸ニキビ”の原因や対策について書いていきたいと思います。
知らないうちにできてしまっている胸のブツブツ。
背中と同じように身体にできるニキビとして悩まれる1つです。
10代の頃はニキビなど無かったのに・・と思う方もいるはず。
実は、胸にできるニキビは顔ニキビとは原因となる菌が違います!!
顔にできるニキビは皮脂×アクネ菌の組み合わせで発生します。
しかし胸や背中などにできる身体ニキビはアクネ菌が原因ではありません。
今回は胸ニキビ特有の原因とその対策についてご紹介します。
胸ニキビが出来てしまう原因
胸ニキビの原因は下記2つが主になります。
- カビ(真菌)が増殖している
- 皮脂の増加(ホルモンバランスなど)
胸ニキビが顔ニキビと違う点は、アクネ菌ではなく真菌(マセラチア菌)というものが原因となっている点です。
実はこの真菌というのはカビの一種です。
このカビが毛穴で炎症を起こしているのです。
2つ目の皮脂の増加については顔ニキビと同様です。
つまり、胸ニキビ特有の菌が皮脂増加によって炎症してニキビができているということになります。
では何故カビが増殖・炎症してしまうのかについて、もう少し詳しく書いていきましょう。
カビ(真菌)が増殖している
胸ニキビは「毛のう炎」という皮膚の病気に当たります。
毛のうとは毛穴のおくにある皮膚の組織のことです。
この皮膚組織にマセラチア菌が侵入して繁殖することで毛穴のある場所にブツブツした発疹ができて徐々に赤くなっていきます。
そして皮脂によって炎症が酷くなり膿をもつ胸ニキビへと繋がってしまいます。
何故このマセラチア菌が発生してしまうのでしょうか?
実はこの菌はどんなに清潔に保っていたとしても一定数は身体に存在しているのです。
なので少しの刺激でもこの菌が炎症を起こしてしまうことがあります。
特にマセラチア菌が繁殖する原因としては以下が考えられます。
- 強い紫外線を浴びる
- 肌が乾燥する
- 肌に触れる下着や服が清潔ではない
- 髪の毛が触れている
これらの原因によって胸のマセラチア菌が毛穴の中で繁殖してニキビに繋がってしまいます。
皮脂の増加(ホルモンバランスなど)
諸説ありますが、胸ニキビについても毛穴の皮脂が原因となってマセラチア菌が増殖するという順序でニキビにつながります。
顔ニキビと同じように菌×皮脂によってニキビができるのです。
皮脂の増加については様々な原因がありますが、最も多いのがホルモンバランスの乱れでしょう。
これは男性ホルモンの過剰分泌によって引き起こされる自律神経の乱れになります。
男性ホルモンとは、男性だけにあるホルモンではありません。
女性にも存在し、肌荒れや身体の不調に大きく関係しています。
ホルモンバランスはニキビ全体に関係する要因になるため、要因を理解して対策することが重要です。
自分で胸ニキビを直すケア方法・対策
まずは自宅でできるケアや対策についてご説明します。
私はこれから紹介する「化粧水を塗る」という方法で胸ニキビがかなり改善しました!
もし自分のケアではどうしても治らない場合は皮膚科やクリニックに相談しましょう。
とにかく胸に触れる物を清潔に保つ
先ほど説明したように、原因となるマセラチア菌は常に身体に存在しています。
つまり、いつでも胸ニキビができる要素があるということなので常に清潔に保つ必要があります。
髪の毛が触れないようにする、清潔な服を着用する、清潔なバスタオルを使用するなど、まずは当たり前のことから気を遣って行くことが重要です。
化粧水を塗るなど保湿する
私が試したケア方法で非常に効果がありました。
お風呂上がりに、顔と同じように化粧水で保湿してあげることです。
顔に使っている化粧水が良いものなので勿体無い!という場合には安い化粧水でも大丈夫です。
お風呂上がりは体全体が乾燥してしまっているため、毛穴詰まりが起こりやすくなっています。
乾燥はさらなる皮脂分泌を引き起こすためしっかりと保湿してあげることで炎症を抑え、新しい胸ニキビの発生を防ぎます。
私の場合は1週間〜2週間ほどで効果があらわれました。
重症の場合の治療方法
自分でケアをしても全く治らない!なんなら悪化している!という場合には迷わずに皮膚科やクリニックに行きましょう。
何故なら胸ニキビの場合は原因菌が通常のニキビと違うため、対処する薬も変わってくるからです。
ご自身で症状を見て対策を行っていくことをオススメします。