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【繰り返すこめかみニキビ】しつこく治らない大人・男ニキビの原因は? / 自分で出来る対策 / 治し方 / 治療方法 / 場所別
今回は悩まれている方が多い”こめかみニキビ”ができる原因と治し方・対策方法についてです。
こめかみニキビは非常に痛くて繰り返すことが特徴的です。
通常、ニキビが発生するメカニズムは毛穴に皮脂が詰まり白ニキビができる→白ニキビに菌が繁殖して赤ニキビになるといったものです。
しかし、こめかみの場合は毛穴が非常に小さくて白ニキビの発生に気付かないケースが多いです。
そのため知らないうちに大きくて痛い赤ニキビが出来ている!なんてことがあり対策が遅れてしまうのですね。
また、こめかみは皮膚が薄いためニキビ跡が出来やすい場所です。
特に肥大化したニキビを潰してしまうとクレーター(凸凹)肌になったり色素沈着した赤みが中々取れないケースが多いです。
ですので、治しづらい&跡になりやすいこめかみニキビが出来ないようにするために、様々な原因や根本的な対策について理解してもらえればと思います。
こめかみニキビが出来てしまう原因
こめかみニキビの原因は下記3つが主になります。
- ホルモンバランスの乱れ(睡眠不足・ストレス)
- 肝臓の影響
- 外部の汚れ・刺激・乾燥
おでこや頬と同様に「ホルモンバランスの乱れ」などはニキビの発生に大きく影響しています。
加えて、こめかみは肝臓の影響を受けやすい場所であることからお酒なども原因として考えられます。
また髪の毛に近い場所にあり汚れが溜まりやすいという事も関係しています。
上記3つの原因について詳しく述べていきます。
ホルモンバランスの乱れ(睡眠不足・ストレス)
他記事でも何度か書いて来ましたが、ホルモンバランスの乱れはこめかみニキビの原因の1つです。
ホルモンバランスの乱れはこめかみ以外のニキビに共通する原因となっています。
ホルモンバランスが乱れる=皮脂の分泌が過剰になる ということです。
ニキビの直接的な原因である「皮脂の毛穴詰まり」を引き起こしやすくするわけですね。
こめかみニキビは思春期にも出来やすいですが大人になって出来始めるというケースも多いです。
それはホルモンバランスが乱れて皮脂が多くなってしまうからなのです。(おでこのようにテカテカになってることありますよね)
ではホルモンバランスが乱れてしまう要因が何かと言うと、それは「ストレス」や「睡眠不足」です。
ストレスなどによって自律神経のバランスが乱れてしまうことがホルモンバランスの乱れに直結しています。
尚、ストレスや睡眠不足については他記事で詳しく書いているのでそちらも合わせてご覧ください。
肝臓の影響
こめかみは肝臓の状態が反映される場所と言われています。
反映されるというのは、肝臓の熱がこめかみに伝わりやすくなるということです。
つまり肝臓の状態が悪いとこめかみニキビが出来やすくなります。
肝臓の状態が悪くなる要因としては以下が考えられます。
- お酒の飲み過ぎ
- ストレス
皆さんもご存知だと思いますがお酒の飲み過ぎは肝機能を著しく低下させます。
また実は、肝臓はストレスに弱い場所です。
イライラしたり不安ごとがあると気持ちも抑うつ気味になってしまい結果的に肝臓がその影響を受けてしまうのです。
外部の汚れ・刺激・乾燥
3つ目の原因は外的刺激や汚れです。
こめかみは髪の毛に非常に近い場所なのでシャンプーのすすぎ残しなどはニキビの可能性として考えられます。
また原因として多いのが「ワックスや髪の毛」による刺激です。
髪の毛がこめかみに被さっていたりする場合、整髪料などワックスが肌に触れてしまったり髪の毛の汚れが肌に付着してしまいます。
これにより菌が繁殖して赤ニキビの発生につながりやすくなります。
あとは自分の手でこめかみを触ってしまう場合も多いです。
手には沢山の菌があるため癖でつい触っていることがある時は原因の1つと考えられるでしょう。
自分でこめかみニキビを直すケア方法・対策
冒頭で書いたように、こめかみニキビは知らないうちに赤ニキビとなっていることがあります。
そのためなるべく早くに対策をしたり、そもそもニキビが出来ないようにするというのが非常に大切になってきます。
先ほどの3つの原因に対する対策や治療方法を紹介していきます。
ホルモンバランスを整える
ホルモンバランスを整えるためにはストレスや睡眠不足を解消することが重要です。
しかし仕事や私生活などストレスをいきなり無くすというのは現実的ではありません。
そこで対策としては「大豆イソフラボン」を多く摂取してホルモン状態を安定させるという方法がオススメです。
イソフラボンは皮脂の過剰分泌の原因である男性ホルモン分泌を抑制する働きがあるため非常に効果的です。
私の場合は食生活を細かく管理できない性格なのでサプリメントで補いました。サプリメントを飲み始めたあとはほとんどニキビが発生しなくなり大きな効果を感じています。
食生活を管理できる方は「納豆」や「豆腐」など大豆製品をしっかり摂取するようにしましょう。
暴飲暴食を控える・適度な運動をする
肝機能を整えるためには食生活を見直すことが大切です。
とはいえ普段の食事を大きく変えるということではなく、過剰な飲酒や暴食を控えるということです。
肝臓は食事によって負担度合いが変わってくるため心当たりがある方は見直してください。
またストレスをためすぎないために適度な運動をするなどできるだけ何も考えない時間を作ることも重要でしょう。
髪の毛周りを清潔に保つ
まずシャンプーや洗顔クリームなどのすすぎ残しは無いようにしましょう。
そして髪の毛はできるだけ肌に触れない方がいいです。
私は一時期髪の毛が長かったのですがニキビができてからこめかみを出すようにしました。
髪の毛がこめかみに触れているとどうしても痒くなってしまい、そういった時はだいたいニキビができていました。
ちなみにニキビの原因となるアクネ菌は空気に触れないところに繁殖する傾向があります。
つまり、髪の毛で肌の通気性が悪くなっている場合はアクネ菌の繁殖しやすい状況を作り出しているのです。
こういった基本的なケアを行うことがニキビ対策として非常に重要です。
重症の場合の治療方法
大きなニキビができてしまったりニキビが繰り返すという場合はサプリメントや飲み薬を飲むことをオススメします。
特に前述したホルモンバランスの乱れは体の内部の問題なので、洗顔等では治療できません。
イソフラボンなどのサプリメントをしっかり摂取してニキビ治療することが重要です。
また飲み薬という点では「抗生物質」を処方してもらうことも重要です。
抗生物質とは体内の菌を除去する効果があるため早期に重症ニキビを減らすことができます。私も一時期飲んでいました。
抗生物質を飲むためには皮膚科かクリニックで処方してもらう必要があるので、まずは診察してもらいましょう。
最後に
こめかみニキビは対策や治療がしづらく、また凸凹なニキビ跡になりやすい場所です。
私もニキビの中でもっとも苦しめられたのがこめかみニキビです。
そのためまずは「ニキビができないようにする」ということが最善であり、できてしまった場合でもすぐにサプリを飲んだり医師にかかるようにしましょう。
こめかみニキビのニキビ跡治療については別記事でご紹介したいと思います。