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【タバコとニキビ・肌荒れの関係】タバコがニキビに悪い原因は?対策、ケアの方法
今回はニキビができる原因である”タバコ(喫煙)”について書いていきたいと思います。
私も大学以来の喫煙者ですがニキビとの関係性については非常に気にしていました。思い返してみればタバコを吸い始めてから少し肌荒れが頻繁になったような気もしますし。
そこで、本当にタバコは肌に悪影響なのか?その原因は何なのかについて詳しく説明していきたいと思います。
タバコ(喫煙)はニキビに悪影響なのか?
ニキビの根本原因を説明した記事にもありますが、タバコはビタミン不足などに繋がります。
もっとも、タバコが健康に良く無いということは皆さんもご存知の事実かと思います。
ではタバコはニキビと関係があるか?についてですが、答えは「Yes」でしょう。
タバコを吸っている人が必ずしも肌荒れに繋がっているわけではありませんが、基本的に肌に良い要素は1つも無い事は事実です。
特に食事やストレスなどの影響を受けやすい人はタバコによる悪影響も受けやすい傾向があります。
つまりタバコを吸い始めてからニキビができている人はタバコの影響が少なからずあるはずです。
ではタバコがどういった悪影響を及ぼしているのか(ニキビの原因となる理由)について紹介していきます。
タバコがニキビ(肌荒れ)の原因となる理由
ニキビの原因となる理由については大きく3つあります。
- ビタミンCの減少
- ニキビの原因となる抗酸化作用が増加
- ストレスに弱くなる
何となく思い当たる節があるでしょうか?
それぞれの原因について説明をしていきます。
ビタミンCの減少
タバコは体内のビタミンCを減少させる効果があります。
これはタバコに含まれている”ニコチン”という成分がビタミンの破壊につながっています。
どのくらいのビタミンCが破壊されるかですが、タバコ1本で役25〜50mgと言われています。
ちなみにニコチンが10mgだった場合は75〜100mgです。
ラッキーセブンを1日に10本吸った場合だと約1000mgものビタミンCが体内から奪われてしまうのです。
※1日の摂取基準が200〜300mgくらいなのでビタミン1000mgというのは非常に大きな数値ですよね。
ではビタミンが破壊される事は体にとってどう悪いのでしょうか。大きくは3つあります。
①ストレスに弱くなる
ビタミンCはストレスを緩和させる役割があるため、それが破壊されることによってストレスを受けやすくなります。
それによってニキビの原因となる皮脂の増加が促されてしまいます。
②抗酸化作用が弱まる
抗酸化作用は酸化を抑える作用のことです。
後ほど話に出てきますが、ニキビの原因となる”活性酸素”を減らす働きがあるためこの作用が減ってしまうと肌荒れにつながります。
③皮脂が増加する
ビタミンCに限らずビタミン類は皮脂の増加を抑制する働きがあります。その働きがなくなってしまうと、皮脂の増加と毛穴詰まりが促進されてしまいます。
血行不良によるターンオーバーの乱れ
ビタミンCに加えて血行不良になることがニキビの原因の1つです。
タバコを吸うことで体の血管は収縮します。
それにより血液の流れが非常に悪化し、新陳代謝がうまくできなくなってしまいます。
新陳代謝が悪くなる=肌のターンオーバーが乱れる なので、毛穴が詰まりやすくなります。
また肌が生まれ変わらないためニキビ跡なども治りにくくなりますね。
活性酸素を発生させる
3つ目の活性酸素ですが、これはタバコを吸うことで大量に発生される酸素です。
活性酸素が発生・増加することで肌の皮脂が酸化を起こします。
皮脂が酸化を起こすと肌の潤いが無くなったり毛穴に詰まった汚れが悪化して重症ニキビになったりします。
また本来ならば抗酸化作用がこの活性酸素を減らしてくれるのですが、タバコを吸うと抗酸化作用も無くなってしまうので対策しようがありません。
タバコを吸う人のニキビ対策とケア方法
タバコを吸うとニキビができやすいという人はなるべく喫煙を控えるべきです。しかしどうしてもやめられないという方もいるかと思いますので、タバコ以外の部分でニキビ対策をすることをオススメします。
必要なニキビ対策としては以下の3つが効果的です。
- 食生活
- 水分を多くとって血行を良くする
- ビタミンC誘導体のスキンケア商品を使う
食生活(ビタミンCを多く取る)
タバコによって破壊されてしまうビタミンCを意識的に摂取しましょう。目安としては1日1000mgくらいでしょうか。
食事から摂取するのが難しい場合はサプリメントやビタミンC系の飲料水を購入するのが手っ取り早いです。
食事から摂取してもサプリから摂取しても効果は同じですし、手間を考えればサプリや飲料水の方が断然楽だと思います。
ちなみにビタミンCは水溶性のため、一定時間が経過すると尿と共に排出されてしまいます。
そのため1度に大量摂取するのではなくこまめにとっていくことが効果的です。
水分を多く取って血行を良くする
タバコによって血流が悪くなるためそれを正常に戻してあげましょう。
特に水分を多く取ることで体内の血液が循環しやすくなり血行が良くなります。
また水分摂取→排尿によって体内のニコチンなど毒素が抜けやすくなるためそういった面でも効果的です。
ビタミンC誘導体のスキンケア商品を使う
これはニキビ跡にも効果的ですが、ビタミンCを肌に直接染み込ませるというアプローチです。
口から体内に摂取するのは重要なのですがそれが全て肌に届くとは限りません。
栄養素というのは体の中でその時々に必要な部分に運ばれるため顔以外にビタミンCが届けられる可能性もあるのです。
そういった意味では肌に直接届けられるビタミンC誘導体入りの化粧水を使うことは効果的です。
しかしながら化粧水というのは肌の真皮までは届かないため継続的に使用して効果が出るのかを確かめることも重要です。
まとめ
今回はタバコとニキビの関係性について紹介してきました。
何を隠そう、私も現在進行形の喫煙者です。
自分の好きなことを我慢しないためにはタバコによる悪影響を防ぐための対策は必須です。
自分でできるケア方法ばかりなので、タバコによって肌が荒れているかも?と感じている方は今回の記事を参考にして改善にトライしてみてください。