皮膚科、クリニックで処方されるニキビ改善サプリ・ビタミン剤(シナール・ノイロビタン・ユベラ・ハイチオール)
こんにちは。本日は、皮膚科やクリニックで処方されるビタミン剤(飲む薬)について書いていきたいと思います。
尚、本記事上では各ビタミン剤の評価ではなく効果や副作用について紹介していきます。
処方されるビタミン剤
シナール

◆効果
ビタミンCとパントテン酸を配合したビタミン剤です。
栄養補給の目的以外は、シミ・そばかす治療に活用されることもあります。
そもそも、ビタミンCは皮膚や腱・骨や血管にある繊維成分(コラーゲン)の生成に関わっています。
また、シミの原因であるメラニン色素の形成を抑え、体の抵抗力を高める効果も期待できます。
ニキビ・ニキビ跡のどちらにも効果がありますが、
ニキビの赤みを消すという効果がもっとも強いと考えています。
◆副作用
胃の不快感、嘔吐、下痢などが極稀に発生します。
しかし、私は全く問題無かったですし万が一の説明だと思いますので気にしなくて大丈夫だと思います。
ノイロビタン

ビタミンB1・B2・B6・B12の配合剤です。
ビタミンB1は、エネルギー生産になくてはならない栄養素です。
ビタミンB2には、皮膚や各器官の粘膜を正常に保つ働きがあります。
ビタミンB6は、タンパク質を分解してアミノ酸にする酵素と、アミノ酸を別のアミノ酸に組み替える酵素の補酵素としてその働きを助けます。
ビタミンB12は、新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働きがあります。
これらは皮膚成長を促進することで、肌荒れやニキビに効果があるビタミンです。
皮脂の抑制をしてくれるので、
ニキビへの効果が強いと思われます。
◆副作用
腹部膨満、便秘、吐き気、下痢などが報告されているようです。
が、私の場合はシナールと同様に問題ありませんでした。
ハイチオール

◆効果
L-システインが主成分となっています。
L-システインは、アミノ酸の一種が主成分となっており、皮膚の代謝の正常化を促す働きがあります。
また、抗アレルギーや解毒の効果もあります。
また、メラニンに働きかけ、シミやソバカスを減らします。
肌の代謝をして新しい肌を作りだすので、
ニキビ跡(赤み)を改善することにもっとも効果があると思われます。
◆副作用
吐き気、下痢、嘔吐などがあるようですが、私は問題ありません。
ユベラ

◆効果
ビタミンEのサプリメントです。
末梢の血行を促すことにより循環障害を改善します。
また、抗酸化作用によって過酸化脂質の増加を防ぎます。
つまり、簡単にいうと、抗酸化作用があるので身体の中の活性酸素と闘い、皮脂の抑制をしたり色素沈着を抑制してくれるというものです。
なぜ抗酸化作用が重要なのかということですが、
活性酸素とというものが、ニキビ発生の一因であり、また肌の状態を悪くするものだからです。活性酸素というのは、ストレスや喫煙によって増加します。
そのため、できるだけ活性酸素を身体の中に溜めないことが重要です。
◆副作用
便秘などがあるようですが、私は問題ありませんでした。
サプリ服用の注意
注意点としては、一度に2回分を飲むのはやめたほうがいいということです。
基本的に、ビタミンというのは身体に良いものです。なので、ビタミンサプリを取りすぎて悪いというものではありません。
しかしながら、ビタミンは水溶性なので時間の経過とともに身体の外に排出されてしまいます。また、クリニックで処方されているものは、ビタミン以外にも効果のある成分が配合されています。
そのため、お昼に飲み忘れてしまったので夜に2回分を飲むということはやめましょう。
以上、クリニックで処方されるビタミンサプリの効果についてでした。